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日本酒と料理の相性を知ろう! 日本清酒品監会が上海で開催

2021年 1月 20日17:15 提供:東方網 編集者:範易成

 日本食品海外プロモーションセンター(以下、JFOODO)はこのほど、中国·上海の消費者に向け、世紀匯広場において「精緻時光 日本清酒品監の旅」を開催した。イベント会場には日本酒および和食の体験エリアが設けられ、日本酒のソムリエである唎酒師によるアドバイスを受けながら、最大10銘柄の日本酒の飲み比べや和食との食べ合わせを楽しむこともでき、多くの来場者を引き寄せていた。

 試飲·試食エリアに設置されたモニターでは、酒蔵で日本酒を作る動画が放映された。酒造りの一連の工程、原料へのこだわり、酒蔵の蔵人たちが真剣に酒造りに取り組む様子などが細やかに描かれ、酒造りについて深く知る事ができるほか、蔵人が酒蔵ツアーの案内人として来場者に語りかけるような場面もあり、まるで自分が日本の酒蔵に旅をしたかのような擬似体験ができると、来場者の注目を集めていた。


 さらにステージでは、人気日本食レストランのシェフを招いて、和食の匠と唎酒師によるトークセッションが開催され、日本酒や和食に対する精緻なこだわりと奥深い魅力が熱く語られた。日本酒と料理の相性についてシェフと唎酒師が自分の経験を語る場面では、実は刺身の王道たる赤身まぐろは日本酒との相性は悪いという話がされた。日本酒のフルーティな吟醸香が、逆に生魚の生臭みを助長する場合もある。そのため、まぐろに合わせるなら酸度が高めの山廃などが、赤身の酸味と合わさって美味しくなる選択だという。

 一方、短所を隠すペアリングについては、脂の乗った焼き魚や煮魚はとっても美味しい反面、胃もたれの原因になることもある。そんな時には辛口淡麗のキレのある日本酒が口の中までスッキリさせてくれるそうだ。

 会場ではこれらの他にも、MISS SAKEによる日本酒基礎知識講座や日本酒クイズなども行われた。

 JFOODOは昨年12月25日から、日本食レストラン約100店舗と連携した日本酒のプロモーションキャンペーン「精緻時光 日本清酒」を開始した。より多くの中国の人々に日本酒の奥深い魅力を知って欲しいと希望している。