新しいアンチエイジングブランド「EFFECTIM」の発表会が、１２日、上海で開催された。EFFECTIMは資生堂とヤーマンの共同開発ブランドで、ヤーマンの美容機器技術と資生堂の皮膚科学技術を組み合わせた商品とサービスである。

  資生堂は昨年、美容機器の製造販売を行うヤーマンと合弁協議に合意し、エフェクティム（株）を設立した。資本金は４億９０００万円で、出資比率は資生堂が６５％、ヤーマンが３５％だ。そして去年の輸入博で、この合弁会社によるブランドEFFECTIMの商品を２０２１年春に発売することを明らかにしていた。

  発表会では新ブランドのチームリーダーがブランドの起源、理念、ビジョンを発表し、商品とサービスについて詳しく紹介した。これによるとEFFECTIMは専門の美容器技術や先端スキンケア技術、それに知的3 D肌検査技術を組み合わせて、「AWASE Solution」というアンチエイジングソリューションを中国の消費者に提供するという。

  資生堂（中国）の藤原憲太郎CEOは今回の新しいブランドについて、スキンケアが専門の資生堂だけでは達成できなかったし、美容機器が専門のヤーマンだけでも達成できなかったと語り、この両者がタッグを組むことで新しい価値が創造されることを期待していると述べた。 

（編集：ｆ）