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日本育ちの中国人漫画家が描いた「中国あるある」シリーズ漫画がインスタグラムで大人気

2020年 11月 27日17:20 提供:東方網 編集者:範易成

 最近、ある中国人女性がインスタグラムで話題となっている。それはかいしさん。 日本育ちのマルチリンガル中国人として、漫画の形で中国と日本の異文化コミュニケーションを紹介し、人々の共感を呼んでいる。 国と文化が違う二つの国の間には、このように気軽な架け橋も必要かもしれない。一緒に彼女の漫画を見に行こう。

 作者:かいし ins:@kaixi_j


 中国人は「面子(メンツ)」が一番大事

 中国では自分の「面子」を守ることが何よりも大事だ。ブランド品を持つことや名門大学の名にとてもこだわったりする。たとえ本当は貧しい生活を送っていたとしても、見栄を張って友達の前では決してそれを晒さない。

 中国人の雑食性は国際的にも有名

 中国には「民は食をもって天となす」という言葉がある。中国で「八大菜系」と呼ばれるのは山東料理、江蘇料理、浙江料理、安徽料理、福建料理、広東料理、湖南料理、四川料理で、さらに村ごとにも違う特別の料理がある。

 本より動画が好き

 地下鉄で本や新聞を読んでいる人はほとんどいない。みんな携帯やタブレットを持って好きなアプリを見ている。

 三里屯にはカメラ持ったおっさんがいつも大勢いる

 三里屯は簡単に言うと、「北京の六本木か渋谷」的な場所で、トレンドやおしゃれな店やバーをぎゅっと集めた場所。

 根深いおごりの文化

 レストランへご飯を食べに来た人たちが、会計の場所で「誰がおごる問題」でギャーギャーと大声で言い争っているのはよく見る光景だ。 これも「面子文化」に由来している。「おごられた方はおごった方のメンツを立てた」事になるので、今でもおごり文化を重んじる人が沢山いる。

 自己主張が強い

 日本人と違い、自分をどうやって見せるか、どうやったら人よりもっと目立てるかは中国人の関心ポイントだ。 莫大な人口を抱える中国社会は圧倒的に弱肉強食の世界で、自己主張ができない人はすぐに他人に蹴落とされ、社会に淘汰されてしまう。

 どんな病気も熱湯を飲んだら治る

 中国には「熱湯は百病を治す」という実に謎すぎる言い伝えがあり、今でも信じられている。

 久しぶりに帰国した人はあまりの変化に観光者並に戸惑う

 これは外国に長く住んでいる中国人ならだれもが「そうそう!」と言うだろう。経済的に急成長を見せている中国は、街の至る所が常に変化しているので、久しぶりに帰国すると驚くことばかりだ。

 中国女子はメイクよりアプリで盛る

 十年ほど前から中国女子に重宝されている「美图秀秀」というアプリ。顔のパーツを移動したり微調整したり陰影をつけたり、足の長ささえも調整できる。結構バレずに済むようだ。

 現金を使ったらお釣りがもらえない場合もある

 ここ数年で現金を見なくなった中国社会。今や正規店だけじゃなく、道端のこのような露店でもほぼ全部と言ってよいほど、キャッシュレスになっている。

 原色コーデが多い

 中国では昔から赤が一番縁起の良い色とされる。そこで、特に一番の祝日である新年(旧暦)は、街中が赤をまとった人たちであふれかえる。

 仲良くなる前は他人、仲良くなれば家族

 基本誰に礼儀正しく優しい対応をしてくれる日本人と違い、中国人は知らない人や自分と関わりが浅い人に対してはまったのく塩対応である場合が多い。しかしこの反面、いったん信頼関係を築いた相手に対してはまるで家族同様。

 タピオカは十年前から中国で流行っていた

 実は十年前、作者が中学生だった頃から中国ではタピオカが流行っていた。

 各地の方言が外国語みたい

 中国は土地が広い国なので、地域ごとに違った方言がある。標準中国語でさえ東北人と北京人では違う。

 新時代の中国女性は革新的

 歴史的には男尊女卑だったにも関わらず、1987年頃から始まった「改革开放」以後、中国では女性が一気に社会に進出し、主導権を握る場面が増えている。

 他人との距離感が少しおかしい

 「人情味」は中国の尊ぶべき伝統だ。みんなが助け合うのはよくある行為で、人と人の間の距離感が近い。しかし、迷惑と感じる人もいる。

 かわいい絵文字よりシュールなスタンプが好き

 「微信(wechat)」で使われているスタンプはもはや絵文字を超えたと言われる圧倒的存在で、その名も「表情包」。中国ではパンダに謎の表情を埋め込んだ「パンダの暴走絵文字」が大衆に受けて、多様なバリエーションが存在する。

 老干媽は必須アイテム

 ラー油の「老干媽」は長年愛され続けている国民的ブランドで、どの国の中華街でも買える。これを発明した女性は「国民の女神」と呼ばれている程だ。

 男より女が強い

 中国女性は独立していて、個性的で、ほとんどが強いタイプだ。

 声がデカイ

 中国人はさっぱりした気質で、喜怒哀楽が顔に出る。話のトーンからもこの人が興奮しているのか、それとも怒っているのかがはっきりと分かる。みんなで楽しく話していると、声も自然に大きくなる。

 夏によく見る「北京ビキニ」

 中国の夏はたしかに暑い。だから以前はこんな格好でいる中年男性が多かった。が、今は「非文明な現象」として地域によっては規制されている。

 よく「あ?」で相槌を打つ

 中国語の「あ?」。実は日本語の「んー?」みたいな感じで普通に相槌として使われている。

 中高の制服がとてもダサい

 日本のセーラー服と比べ、中国のジャージ制服はおそらく世界一ダサいと言える。

 接客する態度は「仏系」

 一部の個人商店では経営者が接客する時に、とても「仏系」である。中国での接客に慣れていると、日本では逆に恐れ多く感じてしまってずっとお辞儀連発で顔が上がらないような気がする。

(編集:f)