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上海 サービス貿易の革新を全面的に深化 臨港は外貨総合口座システムの建設へ

2020年 11月 23日10:18 提供:東方網 編集者:範易成

  上海市政府はこのほど、上海市のサービス貿易改革開放を加速して、サービス貿易の革新的な発展試行を全面的に深化させるための「上海市全面深化改革(改革の全面的深化)発展試験実施計画」(以下「実施計画」)を発表した。上海市商務委員会によると、「実施計画」は今年11月6日からの施行で、8方面にわたる22項目で80件の計画となっている。

  「実施計画」によると、8方面とはそれぞれ管理システムの調査と改善、対外開放の調査と拡張、利便性レベルの調査と改善、イノベーション発展モデルの模索、重要分野での産業転換とレベルアップの促進、健全化促進システムの構築、健全なモニタリング·システムと評価システムの建設である。これら要求の全面的実行のため、「実施計画」は金融、保険、航空、コンベンションなどの分野における開放措置の実施を目指すとともに、外国人の国際資格認証、職業資格試験など個人の越境執務に関する措置も模索している。

  「実施計画」は上海の都市機能の位置づけを強調し、上海の国際経済、金融、貿易、航空輸送と科学技術センターの建設と国際文化大都市建設の深化を融合するものである。技術貿易、金融サービス、運送サービス、文化観光などの重点分野での発展計画で技術の輸入を促し、金融科学技術への応用とスムーズな実施を目指す。同時に効率的な国際船舶登録制度などの措置と国家対外文化貿易基地(上海)と国家文化輸出基地(徐匯)の建設を推進し、中国郵船観光発展モデル区、国家スポーツ消費試行都市なども建設する。

  さらに「実施計画」では、長江デルタ一体化戦略に基づき、上海、蘇州、浙江、安徽のサービス貿易連盟の設立と長江デルタイノベーションゾンを建設する。長江デルタデータ流通、人材流通関連メカニズム構築などと共に、デジタル化への転換を推進してデジタル貿易の特色ある取り組みの積極的発展を提案する。デジタル貿易の重点企業を認定して、国家のデジタルサービス輸出基地の機能強化などを目指す。

(編集:f)