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「2020上海都市推薦紹介大会」が11月6日に上海で開催

2020年 10月 30日16:27 提供:東方網 編集者:範易成

  「2020上海都市推薦紹介大会」が、11月6日に上海タワーで開催される。10月29日に行われた記者会見では、大会は上海が「四つの機能」をさらに強化して国内·国際の2つの循環戦略を構築し、輸入博の波及効果を拡大させる重要な措置の一つであることが説明された。

  「上海都市推薦紹介大会」は上海ブランドの一つとして、毎年中国国際輸入博覧会と同時に開催されている。世界に向けて上海が革新·文明·エコロジーの都市であることを示すとともに、国際基準で最高レベルのビジネス環境の構築を掲げて、世界の貿易関連企業発展のために理想の地を創造しようとするものだ。

  外資は「量」から「質」へ持続的に向上

 コロナ禍の影響を背景に、上海市は今年相次いで様々な外資投資企業の政策を打ち出した。上海市商務委員会のデータによると、今年1月から9月にかけて、上海の実質外資利用額は前年同期比6.1%増の155.15億ドルとなり、増加のペースは年内最高を更新した。現時点で上海には累計で多国籍企業の地区本部758社、研究開発センター475社が置かれていて、多国籍企業の地区本部と外資研究開発センターの数も国内最多の都市となっている。

 外資は上海の経済成長を促進にとって重要な「エンジン」であり、産業構造の調整にとって重要な支えであり、科学技術革新推進の中心と都市機能を向上の重要な力となっている。データによると、約6万社ある外商投資企業の貢献度は、全市GDPの4分の1以上、税収の3分の1以上、輸出入額の約3分の2とその規模以上の工業総生産額を占めており、さらに就業機会の5分の1、生産業の研究開発投資の約2分の1に達している。

 多国籍企業の代表が上海を応援

 今年の上海都市推薦紹介大会では、開会式に続いて主旨紹介、企業情報の共有などが行われる。上海市商務委員会の張国華副主任によると、企業情報の共有では、上海で長年働いてきた多国籍企業の代表らがこの都市の経験者として上海を応援する予定だ。

ドイツの製薬会社であるベーリンガーインゲルハイムは、中国に進出して25周年にあたる。今は第3回輸入博の出展準備の真っ最中だ。ベーリンガーインゲルハイム中国地域のヴァンダーヴォート首席財務官は、去年この大会に参加した際、講演者の情報共有に強い印象を覚えたという。彼は、「大会を通じて上海の各区の発展方向と政策、上海という都市の発展ビジョンとそれを実現するための具体的な計画を理解しました。これらは上海で継続的に投資を行う企業にとって非常に有益です」と述べた。

 ヴァンダーヴォート首席財務官は、「去年の計画に対する最新の進展状況と成功例を知りたいです。上海が今後数年間に直面するであろう挑戦とチャンスが何かを知ることで、企業の発展方向をより明確に計画することができます」、と今年の大会に対する期待を述べた。

(実習編集:范応良)