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上海

上海マラソン2020はフルマラソンのみで実施

2020年10月23日 16:28
 提供:東方網 編集者:範易成

  東方網21日付:21日午後、上海マラソン2020に関する初の記者会見が行われた。会見で大会委員会は上海マラソンを11月29日に開催するとし、種目はフルマラソンだけで、参加者人数は9,000人に限ると発表した。エントリー受付(抽選)の期間は10月21日から24日までで、抽選結果は10月27日午後に発表される。当選者は結果が発表したあと、10月29日の午後5時までに参加料金を支払うと参加資格がもらえる。参加料金は一人当たり100元である。

  25周年を迎えた上海マラソンは、今年、国際陸上競技連盟の「プラチナラベル」に格付けされている。新型コロナウイルスの影響を受けて、世界中でプラチナラベル大会が正常に開催できなくなっており、今回の上海マラソンは、今年唯一一般人が参加資格を保留する「プラチナラベル大会」となる予定だ。

  今年は海外からの選手を招待せず、中国内でも「中」「高」リスク地区からの選手の申し込みは受け入れない。ビッグデータの分析結果からプロ選手の当選率を上げると同時に、参加資格を得た参加者に対して週2回のビッグデータ分析を行う。そして試合前にその地区の感染リスクが上昇した場合には自動的に参加資格をキャンセルして、参加料金を返却することにしている。

  フルマラソンコースも大きく変化する。スタート地点はこれまでと同様、外灘金牛広場からで、中山東一路に沿って出発する。黄浦区、静安区、徐匯区の三つの中心街を経過して、外灘、人民広場、南京路歩行街、静安寺、徐匯濱江、竜華寺などの上海の有名な観光スポットとランドマークを通り、最後は西岸芸術中心でゴールインする。

  選手はスタート地点において地面に書かれたマークに立って安全距離を確保し、全員が3回に分けてスタートする。試合終了後はスタッフが直ちにマスクを選手に配って着用するように要求する。すべての参加者とスタッフは、PCR検査の報告書と、本人が署名した「健康診断検査記録」を提出しなければならない。

(実習編集:范応良)