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第3回輸入博を控えて上海市の各交通機関でも準備が進

2020年 10月 16日16:05 提供:東方網 編集者:範易成

 10月15日、国家会展中心(国家会議展示センター)において上海市市交通委員会によるイベントが開催された。イベントのテーマは、「第3回輸入博カウントダウン20日 上海交通業界では環境に優しい外出·公共交通機関優先」で、上海市道路運輸局から『第3回輸入博交通運輸保障案』が発表された。 

 上海軌道交通(地下鉄)の対策として、2·10·17号線で最大運送力を確保する。新型コロナウイルス対策については、要求に基づいて徐涇東駅、虹橋駅、諸光路駅などの混雑率が高い駅で最適な施策を行う。例えば徐涇東駅には超高解像度監視カメラと定点·移動の自動検温システムを追加。切符の自動券売機も増やして、モバイルチケットサービスを増設する。全市の路線網で「マスクと体温測定」の二つの必要な防疫要求を厳格に実行。消毒頻度を増やし、防護施設を増設する。さらに必要に応じて駅構内や車両内の混雑率をコントロールし、人の密度を下げる。

 いっぽうバスの対策案は、上海市バス第一公共交通有限公司によると、輸入博の参加者の運送を担う20台のバスに、紫外線消毒器や自動検温システムなどの新たな防疫装備を設置するというものだ。紫外線消毒ランプは車両上部の通風パネルに設置され、車両の大きさによって1台に4つ設置する。乗客の降車後、運転手は消毒ランプを起動させてから車を離れる。30秒後に自動的に消毒が始まり、30分間で車内全体の殺菌が完了したら自動的に停止する。


 タクシーに関しては、上海のタクシー業界大手5社が輸入博に向けて2,500台の新エネルギータクシーの専属チームを立ち上げた。ドライバーは運転中、必ず医療用マスクを着用するほか、客が降車した後、毎回窓を開けて通風を徹底する。

(実習編集:范応良)