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第3回輸入博を目前に控え、上海のコロナ最前線を見学

2020年 10月 14日17:17 提供:東方網 編集者:範易成

 先日、上海で開かれる第3回輸入博の海外参加者は全員隔離せず輸入博に参加するというデマが、ウィーチャットのグループチャットで多数流れた。これに対応して上海市政府は、ただちに『第3回中国国際輸入博覧会新型コロナウイルス感染対策全体計画』を発表、デマを打ち消した。

 計画書は、海外からの参加者に集中隔離とPCR検査を徹底させる方針を示している。しかし、これを憂慮する市民はまだ多く、SNS上で不安を表したものとみえる。では上海の新型コロナウイルス対策はいったいどう進められているのか、上海のコロナ最前線を見学してみよう。

 メガコンテナ船が輸入博の展示品を搬入

 洋山港海事局によると、13日午前9時、全長400mのメガコンテナ船が洋山深水港の盛東コンテナターミナルに停泊した。コンテナ船はこれまでで最多の輸入博覧会の展示品を輸送してきた。

 同海事局によると、船の航路は1週間前に分かっている。船が14日間以内に停泊した港や船員の健康状態、交代についてもしっかり管理しており、水際での検疫を強化すると同時に、船と展示品の安全な入港と迅速な寄港を確保している。

 「監視所」を築き、医療保障を着実に実行する

 上海市衛生健康委員会によると、疫病の発生以来、全市の発熱外来では計83.8万人を診察し、累計で3.36万人の隔離観察を行った。

 病院に入るには「健康コード」の提示が必須であり、さらに体温測定と予検分診を行う。必要な場合はPCR検査を実施する。

発熱した患者は受付、検査、点滴、薬の受け取り、医療費の支払いなどのいっさいを発熱外来エリア内で行うため、医療機関内での検診、隔離、診療は閉ループ制御を実現している。

(実習編集:范応良)