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上海

2020年中国(上海)国際技術輸出入交易会·海外オンライン展示会が23日に開幕

2020年9月25日 10:08
 提供:東方網 編集者:範易成

  2020年中国(上海)国際技術輸出入交易会·海外オンライン展示会(略称:上交会海外展)が、23日から25日にかけてオンラインで開催される。今回のテーマは「デジタルインフラの構築でオンライン新エコノミーを抱く」。コロナ禍におけるニューノーマルなオンライン展示会によって、企業がネットを通して国際市場を開拓することを旨としており、入場者は家に居ながらにして展示会を見学できる。

  中国企業の海外進出を後押ししようと、上交会海外展は2016年からチェコ、南ヨーロッパ、ラトビア、トルコなどの地域で開催されてきた。今回の上交会海外展は上海市商務委員会と上海市国際貿易促進委員会が共同で主催し、上海市国際技術輸出入促進センターと雲上会展有限公司が運営する。計74社の企業が出展する予定だ。

  展示会には序展、科学技術革新展示区、知能防疫展示区、上交会発表区、サービス貿易区の五つのコーナ―が設けられている。30の国と地域の10万人の消費者をカバーしてネット上で百万級の拡散数を目指しており、国際的な影響力を持つ技術貿易分野のデジタルスマートオンライン展示プラットフォームの構築に力を入れる。

  海外ネット通販分野における出展企業には、国内のECプラットフォーム「拼多多」、若者文化のコミュニティ「ビリビリ」、食配サービスアプリ「餓了麼」などがあり、若い観客と消費者を引きつけることは間違いない。さらにアリババクラウドは、クラウドコンピューティングと人工知能技術を展示する予定だ。


  開会式は9月23日にオンラインとオフラインを融合した形で行われる。オンラインでは、ギリシャ、イタリア、ハンガリー、ポーランドなどの国と提携し、中国企業の海外進出を推進して、海外の消費者と交流する機会を作る。オフラインでは上海世博展覧館でフォーラムが開催される。アリババクラウドの張建鋒と中英商業融合有限公司の最高経営責任者サイラス·ロラズブがフォーラムに出席して、コロナウイルス後の新しい産業構造とデジタル経済の未来について語る。

(実習編集:范応良)