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上海

2020(第12回)上海水業熱点論壇(上海ホットスポットフォーラム)が開催

2020年9月21日 18:10
 提供:東方網 編集者:範易成

 2020(第12回)上海水業熱点論壇(上海ホットスポットフォーラム)が9月17日から9月18日の間上海で開催された。フォーラムのテーマは「未来に向けた下水処理業界のシステムアップデート」。科学技術界と産業の力を結集して、水管理ネットワークのアップデート、下水汚泥のリサイクル、リサイクルシステムといった今の水ビジネスにおけるホットな話題を共に検討し、同時に将来の発展の動向を探って参考になる改善策を提供することを目的に開かれた。

 突然のコロナ禍は下水処理にとっても大きな試練となった。国家生態環境部は下水処理場に対し、処理後に河川等へ放流する放流水の水質や汚泥の無害化処理などにさらに厳しい要求を提出した。上海城投汚水処理有限公司の総経理で業務執行取締役である姚傑は、「システム化、科学化、インテリジェント化の管理方法は将来発展の重点となり、水処理産業は早急にアップグレードする必要がある」と述べた。


 E20環境プラットフォームの董事長でE20研究院の院長である傅涛は、下水処理システムの「2つの100年」の発展傾向を述べた。一つ目は2021年の中国共産党創立100年で、ここが下水処理システムが新しい歴史の起点になる。二つ目は2049年で、中国建国100周年を迎えて下水処理に対して新しい要求が提出される。したがってこれからの下水道処理の発展方向は、システム化、微細化、生態化、資源化、社会化、製品化となると指摘した。

 会議に参加した専門家たちは、長江経済ベルト周辺都市の水環境システムの向上についても活発な討議を行った。このフォーラムはE20環境プラットフォームと上海市政工程設計研究総院(集団)有限公司と上海城投汚水処理有限公司が共同で主催し、長江生態環境保護産業連盟と同済大学環境科学と工程学院が共同で運営した。

(実習編集:范応良)