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上海

上海の学食、中秋節に合わせマツタケ、カレー、ワサビなどの風味の月餅を発売

2020年9月21日 18:08
 提供:東方網 編集者:範易成

 今年も中秋節がやってきた。月餅は伝統的なお菓子として、友人や家族との団らんをを象徴するだけでなく、毎年必ず欠かせない旬の食べ物でもある。中秋節になると、上海の各大学では特色のあるの月餅を発売するが、今年は奇妙な味の月餅が多く販売されている。

 今年の「月餅シーズン」のうち、同済大学が発売する月餅の品種は史上最多となっている。「蘇式月餅」だけでも18種類あり、全部で36種類ある。中の餡は定番の豚肉、粒あんをはじめ、珍しいビーフカレー、生ハムわさびまで、様々なバリエーションで学生の好みを満たしている。「熱いうちに食べたほうがいい」の蘇式月餅も今年は全部で5種類。かにと豚肉、牛肉の黒こしょう炒め、松茸豚肉、ビーフカレーと生ハムわさびで、価格は7元から10元まで。食堂の責任者によると、ワサビ入りの月餅は毎日完売で、学生の間で人気があるそうだ。

 華東師範大学では、小食の学生に考慮して、蘇式の月餅の重さを80g前後に抑えている。責任者は、「普通に販売されているの蘇式月餅は大体100gですが、80gは小食の学生たちに対して丁度良い分量です」と述べた。


 月餅の材料を無駄にしないために、食堂の月餅は毎日数量限定販売となっている。材料もほとんど自分で作っていて、時間がかかるが舌触りもいい。華東師範大学では今年、広式月餅と蘇式月餅の月餅を販売している。広式月餅は元の4種類に加えて、黒ごま、藤椒牛肉、クランベリーワイン、パイナップルの4つの新しい種類の月餅が追加された。責任者は、「去年は全部で4万個ぐらいの月餅を作りました。今年も4万個を作る予定です」と述べた。

(実習編集:范応良)