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上海

第3回中国国際輸入博覧会で出展企業が増資

2020年9月18日 16:16
 提供:東方網 編集者:範易成

 第3回中国国際輸入博覧会の開催まで50日となり、輸入博覧会の「波及効果」が拡大している。複数の出展企業が中国での増資を発表していて、本社の経営レベルを向上させて中国国際輸入博覧会による「中国チャンス」を掴みようとしている。

 中国商務部の最近のアンケート調査によると、現在、99.1%の外資系企業が引き続き中国で投資することを表明している。第3回中国国際輸入博覧会には前回より多くの有名企業が参加を申し込んだが、フォーチュン·グローバル500企業と業界トップ企業の平均展示面積も、第2回より14%増加している。これは全世界の企業が中国の経済成長と将来的な発展を信頼している証と言える。

 第2回中国国際輸入博覧会で上海に農業サプライチェーンのアジア太平洋地域本部を設立すると宣言したアメリカのカーギルは、上海市政府との強固な結びつきで新型コロナウイルスによる影響を克服し、今年の8月、アジア太平洋地域本部の正式着工を実現させた。カーギルの責任者は、「今後も引き続き中国国際輸入博覧会に出展し、中国での増資をさらに深めたいです」と述べた。

 中国国際輸入博覧会の波及効果はさらに多くの企業に影響を与えている。ドイツの製薬会社ベーリンガーインゲルハイムは、今後5年間中国で4.51億ユーロの増資を行い、主に動物保健と生物製薬業務の生産基地の拡張と臨床研究開発の投入に用いると表明した。同じくドイツのバイエル薬品は、今年のブースの規模が前回の2倍であることを発表し、5000万ユーロを追加投資して北京の製薬工場の生産能力を引き上げると発表した。

 資生堂は第3回中国国際輸入博覧会で初めて中国で傘下のプレステージ·スキンケアブランド「ザ·ギンザ」を導入する予定だ。資生堂(中国)投資有限公司経営戦略本部の長谷直子部長は、「資生堂の中国市場での発展に対する疾病の影響はありません。当社は3月に上海に中国第3の研究開発センターを設立しました。我々は中国市場の将来性に自信を持っています。将来、資生堂は中国への投資をさらに強化します」と述べた。

(実習編集:范応良)