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学校から最高の「初対面の贈り物」 人生の新しい段階に温かい記憶を

2020年 8月 6日17:23 提供:東方網 編集者:範易成

  上海のすべての普通高校では、今日までにすべての新入生に向けて、学校からの「初対面の贈り物」を送付した。それは合格通知書である。高校が入念に準備した「最も美しい合格通知書」には、クリエイティブ感にあふれたもの、温かみの伝わるもの、そして非常に改まった感じのものなど、実にさまざまだ。どれも大学の合格通知書と比べても見劣りしないほど美しく、心がこもっている。

  最近、華東師範大学第二附属高等学校の合格通知書がネットで話題になっている。その理由は校長先生が自ら新入生の合格通知書に702人の生徒の名前を書いたことにある。全国のネチズンの注目をあび、羨ましがられている。歴代の同窓生も「私にもぜひください!」とのコメントを載せた。伝統的なクラフト封筒に封蠟の封、封筒を開けると縁起の良い鳥が目に入る。そして中には宋朝の農作のシーンを描いた絵画があり、折りたたみページに学校の建物、金の鍵、虹の橋など学校の独特な要素も描かれている。

  さらに封筒には李志聡校長の手書きの手紙が添付してある。学校の悠久の歴史を紹介しながら、新入生に向けて、学校と国を愛し、故郷を愛する気持ちを受け継いでほしいと書かれている。


  以前は薄い白い紙が主流だったが、今では合格通知書は非常に美しいばかりか、「仕掛け」がデザインされたものも多い。学校の特色が分かるようになっていて、さらに新入生に対する期待と祝福も感じられる。上海市位育高校と川沙高校の通知書は、開くと学校の紙模型が通知書に立ち上がるような仕掛けだ。さらに川沙高校では合格通知書の表紙に中国語、英語、ドイツ語、日本語、そしてスペイン語で校訓が書かれていて、国際言語教育に取り組む学校の特色がよく出ている。川沙高校の王謙教務主任は、「このような『初対面の贈り物』を通して、生徒がこの高校の気風や特徴、多くの第二外国語があって選択できることを知ってもらいたいです」と述べた。

  新入生の親からは、「いい学校は生徒を大切にし、心を込めて教育します。それは合格通知書からも一目瞭然です」との感想が出ている。

(実習編集:范応良)