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南京路歩行街で初のeスポーツイベント開催

2020年 7月 23日9:27 提供:東方網 編集者:範易成

  中国の景気回復に伴い、上海の「夜の経済」を促進するため、7月20日の夜、上海の南京路歩行街で上海で初のeスポーツ大会「玩転 戦·星世紀」が開催された。世紀広場、新世界城、世茂広場、悦薈広場四つのショッピングエリアが競技場となった。「中華商業第一街」と呼ばれる南京路歩行街がeスポーツと関わっているのはいったいなぜなのか。それは今、南京路歩行街が若返りを目指しているからだ。十代や二十代の消費者を取り込むにあたって、現在、eスポーツと消費の融合が加速しており、南京路歩行街はその先頭を走っているのだ。

  eスポーツイベントの歩行街での開催は、南京路歩行街が初めてである。20日夜には世紀広場のオープンステージでショーが行われたが、それはダンスや歌の公演などではなくeスポーツだった。選手たちがステージに設けられた椅子に座って対戦する。そして大型モニターにはその試合の様子が映し出された。これを企画した責任者は、「私たちはクリエイティブグッズとeスポーツを融合して真夏のeスポーツ謝肉祭を作りたいです」と述べた。今回の大会では「リーグ·オブ·レジェンド」と「伝説対決」の二つのゲームが行われた。優勝チームには賞金も与えられたが、責任者は、これはeスポーツを愛する人達が大会で自分の舞台を見つけるための賞金だと語った。

  ここ数年、南京路歩行街は進化しつつある。街並みはどんどん若くなっているが、これがこの百年の歴史を持つ商店街の新しい目標である。南京東路の延長工事は9月の完工に向けて急ピッチで行われていて、北側の延長工事は半分すでに完工して車の通行もできるようになった。今回の延長工事は単に歩行街を拡大するのが目的ではなく、南京路歩行街全体の質を上げ、産業構造をレベルアップすることを目指している。

  6月24日には世界で最も大きいファーウェイ旗艦店も南京路歩行街に登場した。このような多くの新しいハイテクブランドが歩行街に出店していて、商品も若者向けのものが増えている。今回のeスポーツイベント開催前には、歩行街では若者の生活に切り込むために「ティックトック」とのコラボが行われた。他にもシマラヤジャパンとの共催で南京路を声で紹介するショッピングと文化の融合イベントを実施。さらに世紀広場では、近く「スラムダンク運動祭」と「ビリビリ動画商圏展示会」が開催される予定など、将来を見据えた様々な企画が着々と進められている。

(実習編集:范応良)