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日本雑貨大手のロフト中国区本部が上海同楽坊にオープン

2020年 7月 22日17:35 提供:東方網 編集者:範易成

 7月22日、「百年同楽坊、百年上海路地工業」と銘打った歴史人文展覧会と日本の株式会社ロフト中国区本部落成式が、上海の余姚路66号で開かれた。

 株式会社ロフトは、生活雑貨を扱うチェーンストア「ロフト」を運営する日本企業で、日本及びタイで店舗展開をしている。日本の支店は計131店で、年間売上は1200億円。株式会社ロフトの取締役で海外事業部長の庄野桂一郎は、「ロフトの中国区本部を同楽坊にオープンしたことで、日本の雑貨文化を中国に広めるとともに、同楽坊のような長い歴史を持つ園区と協力して、新しいイノベーションの火花をぶつけたい」と述べた。

 ロフト本部を同楽坊に開設し、中国初の支店をオープンするに当たっては、上海市静安区政府各部門の後押しがあった。チームによるサービスや査定手続きの簡単化など、政策の効果を最大限発揮して企業から大きな信頼を得た。


 庄野取締役はロフトが中国市場に進出した理由について、「中国のコロナウイルス対策や業務再開を促進するために実施されている措置などから、中国市場の先行きは明るいと見たからだ。政府の効率的なサービスと良質な運営環境があるからこそ、ロフトは中国市場への進出と上海に本部を開設することに対して自信を持っている」と述べた。

 静安区政府の責任者は、「今回のロフトと同楽坊の連携による成果が楽しみだ。ここが上海のSNS上の話題やインスタ映えの新しいエリアとなり、静安区の小売り経済を活性化させることに期待している」と述べた。

(実習編集:范応良)