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上海の治水チームが夜、安徽省に向けて出発

2020年 7月 20日13:20 提供:東方網 編集者:範易成

 安徽省における水害の拡大を受け、7月19日夜20時18分、上海の治水大隊が安徽省に向かった。

 中国には、「一方有難、八方支援」(どこかに困難があれば四方八方が応援する)という言葉がある。6月以来、中国江南、華南、西南地域の各地では水害が多発しており、現在は洪水と戦う最重要時期にある。習近平総書記は6月28日に重要指示を出し、「治水工事に全力を尽くし、緊急救援に力を入れる。人民と生命が何より大切であるという固い決意のもとに、人々の生命と安全を第一にしっかりと行動する」ことを要求した。

 習近平総書記の指示を徹底させるため、上海市消防救援総隊党委員会では7月3日から緊急管理庁の緊急通知に従って予備計画の作成を開始。その日のうちに救援に当たる全市の精鋭を集合させて市内嘉定区の戬浜消防署に待機させ、命令が下り次第、救援に向かう体制を整えた。



 長江中下流域の被害がますます厳しくなってきたことで、7月19日午後、市委員会市政府は安徽省を支援する上海消防隊員のもとを訪れチームの士気を奮い立たせた。そして夜20時5分に出された緊急管理部消防救援局の出発命令を受け、300人の応援部隊は20時18分に安徽蕪湖に向けて出発した。被災地に到着後は、応急管理部の前線に設けられた指揮処の統一指揮のもとで、主に現地の人々の生命財産を救う活動に参加する。

(実習編集:范応良)