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アリババ系スーパー「盒馬」の新業態 8月から新しい朝食店を展開

2020年 7月 17日16:02 提供:東方網 編集者:王笑陽

 このほど、ECと実店舗の融合を特徴とするアリババ系の次世代スーパー「盒馬」が、新業態の「盒小馬」を8月から集中的に出店すると発表した。

 新業態の「盒小馬」は新しい朝食チェーン店と理解してもよい。中国には昔から朝早くに肉まんやお粥、豆乳や揚げパンなどを販売する店や屋台が多く、外で朝食を食べる人も少なくない。しかし、上海のような大都市で、夜遅くまで働き朝起きてまたすぐに会社に向かうような生活をしている会社員の中には、朝食を作るどころか外で買う余裕すらない人が増えている。このような人々のニーズを捉えて、盒馬は自社の強みを発揮し、オンラインとオフラインを融合した新型朝食チェーン店「盒小馬」のコンセプトを打ち出した。

朝食を受け取る保温ボックス

 利用者は、自宅や出勤途中の地下鉄からスマホで注文すれば、職場に向かう途中にある「盒小馬」の店舗の前のコインロッカーのような保温ボックスで、朝ごはんを受け取ることができる。そして、従来の朝食店と違うのは、「盒小馬」が豆乳や肉まん、コーヒーやパンなど40種以上の豊富な朝食メニューを提供する点だ。これは「朝食は豪華に食べる」という考えを持つ中国人にとっては魅力的だろう。だが、この新業態は成功できるかどうかは、今の段階ではまだ断言し難い。