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上海で約千名の教師が全国統一大学入試を採点 7月22日までに完了

2020年 7月 15日17:20 提供:東方網 編集者:範易成

 2020年上海市普通高等学校招生入学考試(以下、「高考」と略)には、約5万人の学生が参加した。現在、採点作業は順調に進んでいるが、疫病の影響で例年とは異なる形で採点が行われている。昨日、上海高考の数学試験採点現場を訪れると、入り口では防疫係が教室に入る教師の体温を測っていて、マスクや手ピカジェルプチなどの防疫物資も用意されていた。教師は全員マスクをつけていて、それぞれ1メートルの距離を取っている。

 今年、上海では1,000人の教師とスタッフが採点に参加している。すべての作業は7月22日までに終わる予定で、7月23日に成績を公表する。

 採点現場の責任者によると、作業は盲人用の点字解答用紙を除きすべてオンラインで行っている。採点する前には、まず、高速スキャナーで解答内容をデジタル化してコンピューターに保存。その後コンピューターが解答用紙をいくつかのパーツに分けて、教師が採点する。今年の解答用紙の総数は15万枚で、160万の解答パーツに分けられた。

 次の採点に当たっては、コンピューターが解答パーツを教師のパソコンにランダムに発送する。二人の教師が同じ解答を同時に採点し、採点の差が規定内の場合には平均値をとる。もし規定外ならさらにもう一人の教師に解答を送って採点した後、決定することになっている。

(実習編集:范応良)