７月１４日午前、上海市政府による「高品質発展、高品質生活」の特別記者会見が上海市黄浦区で行われた。黄浦区委員会の杲雲書記、副書記で区長の巣克倹が出席した。

　杲書記は記者の質問に答えて、「２０１９年の黄浦区のＧＤＰは２５７８億元で、２０１０年のＧＤＰの２倍となった。これは予定より一年早い。平方キロメートルあたりのＧＤＰは１２５.６３億元で、上海の中で経済密度が最も高い」と述べた。北京東路の構造改革については、「より美しい生態環境に恵まれた活力のある街並みを作りたい。軒を連ねている金物屋は基本的に撤去する。工業機械分野における国際的な一流企業を誘致して、まずは科学技術とクリエイティブ企業を集中させるつもりだ」と述べた。

　さらに杲書記は、「黄浦区にある古い団地の改造を加速させる」と述べた。杲書記によると、黄浦区ではすでに五つの区域で改造プロジェクトが始まっており、約１.６万人の住民の生活環境が改善されたという。

　巣克倹区長は、「南京路の歩行者空間の東側延長工事が現在進行中だ。工事に関しては長さを延ばすというだけでなく、全体的な質も上がるように調整している。計画では今年９月に完工する予定だ」と述べた。 

（実習編集：范応良）