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行政サービス用セルフサービスロボットを上海市外区に配置

2020年 7月 9日10:10 提供:東方網 編集者:範易成

  上海市は7月8日までに、80台の行政サービス用セルフサービスロボットを市外にある65カ所の町と村に配置した。ロボットは現在、市民と企業に最も使用されている94の行政サービスを処理していて、ロボットが最も多い奉賢区では21の行政サービスを自分で行うことができる。

  行政サービス機能を市外でも行えるようにできるのはとても重要だ。奉賢区行政データ管理センターの顧暁燕副課長は、「村でできる行政サービスは少ないから、少し複雑なことがあれば行政サービスコーナーに行くしかありません。そういう時に一番大変なのはお年寄りです。足が不自由な方もいるし、スマートフォンなどの使用法もよく知らないから、その時、もし村内にすぐれた機能を持っているセルフサービスロボットがあればとても便利です」と述べた。これらを解決しようと奉賢区では一年をかけて65カ所を選定し、計80台のロボットを投入した。80台の配置場所はそれぞれ奉賢区行政サービスコーナーに13台、各町村に13台、生活ステーションに26台、各園区に14台、銀行に7台である。顧副課長は、「設置場所を選ぶに当たっては人の流れを要素の一つとして考えて、郊外の農村での行政サービスの不便を考慮して決めました。今後もさらに投入する予定です」と述べた。

  今回に先だって実用化されていた行政サービスの「ネット配車サービスの査定」の利用者はすでに3000人を超えた。顧副課長によると、企業登録者の査定におけるセルフサービスロボットの使用率は元のサービス窓口の85%に達した。これはまさに「時は金なり」という言葉を表している。

(実習編集:范応良)