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2020年 5月 22日16:07 提供:東方網 編集者:曹俊
21日、検体採取窓口を44設け、総面積360平方メートルの開放式PCR検査検体採取キャビンが、上海浦東空港のターミナル1とターミナル2で正式に稼動を開始した。これで24時間、効率的に検体を採取できるようになり、今後旅客数が回復した時の準備が整った。
3月31日以降、上海税関では税関総署の要求に基づき、すべての入国者にPCR検査を実施している。その後、入国者数が増加するにつれて、入国者が安全かつ速やかに検体採取を受けられるよう、上海税関では上海机場(集団)の協力のもとに、シャトルバスを臨時の検体採取室に改造して検体採取を行ってきた。
だが、これから次第に気温が高くなり、雷雨や台風の季節を迎えることから、今回、ターミナルの空きスペースに、生物学的安全性要求基準を満たす検体採取キャビンが建設された。キャビンは生物安全で要求される「3エリア(汚染区、半汚染区、清潔区)·2通路(スタッフ用通路、旅客用通路)」の厳密な区分を確保し、交差汚染を避けるよう設計されている。検体の採取と廃棄物処理を人の流れと分離し、環境の汚染も制御している。
航空路線再開の期待の声は、ますます高まっている。この検体採取キャビンは上海にある他の税関での旅客受け入れの際のモデルとして、参考にしてもらう役割も期待されている。
(編集:曹 俊)