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上海は新興産業に注力 集積回路、AI、生物医学の発展を加速

2020年 1月 7日13:39 提供:東方網 編集者:王笑陽

 統計によると、上海の工業総生産額は昨年、減少幅が縮んでおり、年間総額は一昨年と比べてわずかな増加が見込まれている。月間生産量では、昨年の8月以降に一昨年同期と比べて増となり、成長を続けていて、11月に伸び率が6.5%に達した。上海では工業への投資が二桁成長を20ヶ月間も続けており、上記のデータは、これら持続的な投資の効果の表れと言えるだろう。上海の工業は今や成長軌道に戻り、今後もこの領域がより大きな成長を見せていくと予想されている。

 いっぽう、上海で今後特に注力される三つの産業分野は、集積回路、人工知能(AI)、生物医学だ。2020年、集積回路分野においては、コア技術の研究開発、業界リーダー企業への支援に焦点を当てる。人工知能分野では、政策革新と産業計画の再検討に力を入れる。また、生物医学分野では産業クラスターの形成によって業界リーダー企業を育成することが期待されている。

 そしてこれらの産業の発展に十分な「スペース」を確保するために、上海では今年、3~5平方キロメートルの新産業パークを20ヶ所ぐらい建設する予定だ。