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上海

上海市白玉蘭賞日本人受賞者の会第6回年会が上海で開催

2019年3月13日 17:16
 提供:東方ネット 編集者:範易成

  上海市白玉蘭賞日本人受賞者の会一同21人が、このほど上海に赴いて第6回年会を行った。3日間の年会では上海副市長と会見したり、上海慶齢故居記念館を訪問したほか、上海の発展に建言するフォーラムも開催された。

  上海市白玉蘭賞は、上海市人民政府が上海の経済建設及び社会発展に大きく貢献した外国人に授賞するものだ。1989年に始められてから、今年で30年の歴史を誇っている。

日本人受賞者の会一同は許昆林副市長と会見

  3月7日午前、日本人受賞者の会一同は、上海市人民政府の許昆林副市長と会見した。そして午後には上海宋慶齢故居記念館を訪問し、第6回年会のテーマイベントを開催。上海の自閉症の子供と友好交流をしたり、建国の父である孫文と梅屋庄吉の生涯にわたる友情秘話について学んだり、宋慶齢と日本の友人の物語を聞いたりした。

挨拶をする星屋秀幸氏(左)

宋慶齢故居記念館を訪問

  上海白玉蘭賞日本人受賞者の会の代表である星屋秀幸氏は、2003年に白玉蘭賞を受賞した。星屋氏は、「昨年は7名の日本人が白玉賞を受賞したことを誠に喜ばしく存じます。白玉蘭賞を通じて日中の友好の輪が広がることは素晴らしいことだと思います。今年は中華人民共和国建国70周年の記念すべき年です。昨年は安倍総理の訪中、そして李克強総理の訪日が実現し、今後の日中両国の関係の一層の改善が大いに期待されます」、と述べた。

講演会会場

  また、9日には政治協商委員会上海委員会と上海対外友好協会と上海白玉蘭会の共催で、明治大学名誉教授·森記念財団市川宏雄教授の講演会が開催された。演題は「国際都市競争力向上にむけて·上海への提言」で、中日両国の参加者が上海の発展と未来について熱く討論した。

(編集:f)