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上海交通大学と閔行区が協同で医療用ロボットを研究開発

2017年 12月 15日14:48 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 12月14日、「知恵医療産業の発展と革新」をテーマに、2017第4回フォーチュン500企業VC革新投資フォーラム――知能医療技術革新サミットが行われた。

 今年のサミットには、フォーチュン500企業VC(ベンチャーキャピタル)の投資管理者や、医療界の専門家、有名な投資会社、科学技術創業会社の代表などが参加。「IBM Watson(自然言語処理と機械学習を使用して、大量の非構造化データから洞察を明らかにするテクノロジー·プラットフォーム)」、「伝統的な中国医薬」、「知能医療産業」、「医療用ロボット」、「医学画像」などの分野における最新的な経験と技術を発表し、また「モバイル医療」、「医療ビックデータ」、「分級診療の応用」といったトピックをめぐって、知能医療産業における革新的な技術、投資動向について意見を交換した。

 これに関連して先月、上海交通大学と上海閔行区は、医療用ロボット研究院·産業化フォーラムの建設において戦略的協力協定を締結した。そして今回、サミットの席上で、上海交通大学生物医学工程学院の党委書記の季波氏が、上海交通大学医療用ロボット研究院建設の現状を発表した。

  季波氏によると、医療用ロボット研究院の基礎研究は交通大学で集中的に行い、一方で臨床応用に関する研究は交通大学附属の13の病院で展開する予定である。そして基礎研究から臨床へ実用化する「転化フォーラム」も閔行区で設立する計画があり、研究院には、基礎実験室、応用研究実験室、AI·ユーザインター実験室を多数設ける予定で、現在、世界中から人材を求め、国際連合研究チームを組織している。このように多くの力を結集して、手術用ロボットの開発·応用を実現、またそれをマイクロメートルオーダーの精度からナノメートルオーダー、さらにピコメートルオーダーの精度までアップグレードすることを目指していると、述べた。

(実習編集:王笑陽)