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上海

「企業人材発展の道」中智日本企業倶楽部セミナーが上海で開催

2016年11月28日 15:48
 提供:東方ネット 編集者:範易成

  東方ネット28日付の報道によると、「企業人材発展の道―人材の基準、人材の評価と育成」をテーマとするセミナーが、このほど上海で行われた。中智日本企業倶楽部が主催する同セミナーは、上海にある日系企業に向けて行われたもので、櫻花、上海日野発動機、ナデックス、帝人商事、三菱化学、マタイなどの企業から代表者が参加した。

  開催に先立つ趣旨説明の中で、中智日本企業倶楽部の馮串紅部長は「人材の評価は数字で表される業績だけでなく、能力評価も重要です。これまで日系企業には能力評価についての適切なツールがなく、十人十色のあいまいな評価で、客観的とは言えなかったのが現状です。企業戦略、業種、ポジションなどによって、必要な人材が違います。また各段階の人材発展に相応しい策も検討すべきです。」と語った。

  セミナーでは、今年の給与調整率、離職率について様々な角度から分析するデータを紹介し、近年の給与調整率や、離職率の傾向など、企業を取り巻く人材の状況を確認した。そして現在労働市場において、優秀な人材の獲得は競争が激しく、コストが増加する傾向があるなど難しくなってきている点を踏まえ、人材選抜や人材バンク建設の重要性とテクニックについて説明した。また各ランクの人材育成のための現状分析方法、評価基準、教育体系の設定方法について、具体的な事例を示しながら解説した。

  馮串紅部長によると、中智上海経済技術合作公司(中智上海公司)の日本企業倶楽部は、中智グループの資源を活用し、日系企業を対象に、HRに関する情報や、日系会員企業が抱える問題の解決をサポートするなど、日本式なサービスを提供する部門である。現在数千社の日系企業向けにサービスを提供している。

(編集:範易成)