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交通

浦東空港ガイド

2015年8月30日 16:15

浦東空港ガイド

  上海浦東国際空港(シャンハイプードンこくさいくうこう)は、中国·上海市浦東新区に位置する国際空港である。上海市中心部から約30km。1999年に開港。

  全長 4,000m、幅 60mのオープンパラレル 滑走路3本を有する24時間全天候型国際空港である。空港は2つの旅客ターミナルを中心に構成される。2008年上半期には西貨物ターミナルが稼動開始した。現在3番目のターミナル、サテライトターミナル、2本の滑走路の増設が2015年に予定されている。収容量は現在の年間6000万人から8000万人に、貨物取扱い能力は600万tに増える。総面積40平方km、上海市中心部から30km程の距離にある。中国東方航空、上海航空、中国国際航空のハブ空港であり、国内外48の航空会社が乗入れ、海外73都市、国内62都市とを結んでいる。当国際空港開港後の2002年10月以降、上海市西部に位置する上海虹橋国際空港は国内線専用空港(ただし、ソウル/金浦·東京/羽田線は運航)として利用されている。国際線で上海浦東国際空港に到着し、上海虹橋国際空港発の国内線に乗り継ぐ場合、最短乗継時間(MCT)は4時間に設定されている。 世界で初めて実用化された高速磁気浮上鉄道によって7分20秒で市街まで連絡する。

  ターミナル(1号航站楼)とターミナル2(2号航站楼)の二つあり、2008年3月26日にターミナル2が開業した。なお、両ターミナルは約10分おきに運行されている無料シャトルバスで移動できるほか、北歩行道·中歩行道·南歩行道の3つの渡り廊下でも移動できる。これらの渡り廊下は双方向の動く歩道も設置されているが、両ターミナルは500メートルほど離れているので、荷物が大きい時などはかなり時間がかかる。両ターミナルの中間地点に上海トランスラピッドおよび上海地下鉄2号線 の浦東国際空港駅がある。中歩行道からは両方の路線も利用できるが、北歩行道からは上海トランスラピッドのみ、南歩行道からは上海地下鉄しか利用できない。各ターミナルビルには売店や飲食店、駅付近の北歩行道と中歩行道の間にはファストフードの店舗街がある。 両ターミナル共、手荷物検査後の待合エリアでは、無線LANによるインターネット接続サービスが無料で提供されているが、アクセスするための暗証番号を携帯電話のSMS(海外から持ち込んだ携帯電話のローミングでも可能)で受け取って入力する必要がある。また、予告無しに中断されたり、使用できなかったりすることがあり、当然ながら金盾をはじめとする検閲も行われているので、注意が必要である。

  設置場所:上海市·浦東新区

  運営者:上海機場(集団)有限公司

  浦東空港第1ターミナルビル


  浦東空港第2ターミナルビル