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2015年 8月 24日16:27
“中国の窓”と例えられる上海。その“上海の玄関”と呼ばれているのが、外灘(バンド)。
南京条約で上海が開港して以降、外灘は『バンド』と呼ばれ租界の玄関口になった。
その後各国の商社、銀行などの建物が立ち並び、「東方のウォール街」と呼ばれるまでに繁栄。
1940年代以降に中国が開放された後も、それらの建造物は壊されることなく利用され、今ある景観にいたる。新古典主義、アールデコやネオ·バロックなどの建築様式が融合した独特の建造物は、建築群全体が国の重要文化財に指定されている。
外灘の夜景は絶景。夜になるとライトアップされ、その輝きはまるで一つの雄大な交響曲が心の中に響いているかのように感じられる。