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上海自由貿易試験区に進出した企業へ海外資金調達を許可

2015年 2月 15日15:30 提供:日本新華夏

  香港紙「南華早報」の13日付報道によると、中国人民銀行(中央銀行)上海本部の張新副主任は「上海自由貿易区に進出している企業と金融機関による海外資金調達を許可し、しかも企業による海外資金調達のレバレッジ比率を引き上げ、企業による資金調達の規模を資本の1倍から2倍まで拡大する」と語ったという。

  張副主任によると、細則の発表は自由貿易区に進出していた企業の資本項目における両替を可能にするという。

  2013年に発足した上海自由貿易区は中国が金利自由化、為替レート規制緩和などの試験展開に向けて設立したものだ。今回の政策的緩和を受け、海外子会社による社債発行や資金調達の代わりに企業が直接海外から低コストの資金を調達できるようになる。

  中国人民銀行上海本部の12日に発表した公告で、企業の調達資金は自由貿易区と海外における業務やプロジェクトの建設に充てるとしていた。