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2016年 2月 6日13:58 提供:東方ネット 編集者:水田理沙
香港メディアによると、上海ディズニーランドと香港ディズニーランドのパークチケットを比べると、上海のパークチケットは平日は香港より安いが、週末は高いことがわかった。しかしチケットの値段は二つのディズニーランドの客の流動にさほど大きな影響を与えるわけではないようだ。
香港の南華早報の2月4日の報道によると、上海ディズニーランドが2月2日に公開したチケットの値段は、公休日、夏休み、週末などは499人民元(590香港ドル)、平日で379人民元(438香港ドル)となる。
身長1.4メートル以下の児童、65歳以上の客と障害者は3割の割引があるという。身長1メートル以下の子供においては無料でパークに入場できる。
現在、香港ディズニーランドでは成人のチケットが529香港ドル(約455人民元)、子供のチケットが385香港ドル(約325人民元)であり、東京ディズニーランドは成人のチケットが6900円(約385人民元)である。
上海ディズニーランドは世界中のワルト·ディズニー·テーマパークの第六個目に当り、今年の3月28日からチケットの発売が始まり、6月の16日からパークの開園が予定されている。
上海ディズニーランドでは、一枚のパークチケットで園内のすべての施設を利用することが可能で、すべてのチケットはその日当日限りの使用となる。さらに、二日連続したチケットを購入すると5%の割引がある。
上海ディズニーランドによると、平日と休日とで値段の差があるのはパークの入場客の数を調整させるためだと言う。すでに上海ディズニーランドで遊びたいという需要はかなり大きく、そのため開園してからの最初の15日間(6月16日から30日まで)はすべてのチケットを休日価格、499元で発売するという。
また他のディズニーランド同様、上海ディズニーランドでも一日に入場できる客数の上限を決めるそうだ。
上海ディズニーランドの一つの特徴は地域に根付くということにあり、中国の伝統的な建築、“石庫門”に加え、中国の伝統的な12人のキャラクターも園内に登場するようだ。
北京の31歳の女性、Leona Liuは上海のディズニーランドパークチケットの値段は予想より高かく、彼女は香港ディズニーの739香港ドル(624人民元)で購入できるTwo-daysチケットのほうがお得だと思うと述べている。
香港ディズニーランドのある一名の女性は、二つのパークの客層も異なっていると述べている。香港ディズニーランドの三分の一の入場客は東南アジアからの旅行客だそうだ。
香港旅行業協会の執行総監の董耀中氏は、二つのパークのチケットの値段の違いはそれぞれのディズニーランドの入場客の流れに大きな影響はないと述べている。なぜなら上海ディズニーランドの目的とする入場客は国内の都市に住む人々だからだ。
澎湃新闻の報道によると、上海ディズニーランドが2月3日に発表したところすでに30社の旅行会社と協定を結んでいて、これらの会社は上海、北京、広東、、浙江、江苏、安徽等省の会社であるようだ。また団体チケットやツアーパックなども売り出す予定である。
今現在、上海ディズニーランドは旅行会社各社に団体チケットの発売周期、またツアーパックに含まれる内容などの詳しい情報の公開を禁止している。
(実習編集:水田理沙)