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夢を追って共に出航 進む中国·中南米諸国協力

2018年 7月 17日14:42 提供:新華網日本語

アルゼンチンのマクリ大統領は今月初め、「中国製」機関車に乗り、中国企業が元請けとして契約したベルグラーノ貨物鉄道線路再建プロジェクトの進捗状況を視察した。これはインフラ分野における中国とアルゼンチンの重要提携プロジェクトであり、中国と中南米諸国の包括的パートナーシップの継続的な発展の縮図でもある。

▽広がり続ける「友達の輪」

中国と中南米諸国の関係は「一帯一路」構想の下、さらに密接になっている。

長い間、インフラの立ち遅れと公共投資の不足は、一貫して中南米諸国の近代化における足かせだった。道がなければ貿易はスムーズには行えず、中南米諸国は高付加価値商品の輸出競争力が弱い、経済発展のモデル転換が進まないなど、現実的な苦境に直面していた。中国と中南米諸国は発展の理念が近いこともあり、互いに引き付け合い、感化し合い、「友達の輪」が広がった。昨年以降、中国はパナマ、ドミニカと相次いで外交関係を樹立している。

▽大市場が相互に開放

近年、中国と中南米諸国の貿易規模は高水準を維持し、貿易構造は絶えず最適化している。中国は中南米諸国にとって第2位の貿易相手国であり、その地位はいっそう強固なものになっている。

中国と中南米諸国間の投資活動もますます活発になり、先行きが期待できる。このほど中国政府は、金融、エネルギー、製造業など22分野の外資市場参入を大幅に緩和すると発表した。これにより、特定の強みをもった中南米のサービス業企業に中国進出の道が開かれた。

▽共同発展の原則を堅持

中国と中南米諸国の協力は、常に対等・平等と、互恵ウィンウィンの共同発展の原則を堅持してきた。双方の包括的協力関係がますます深く堅固になることは、双方にとっても世界にとっても有益である。

「一帯一路」構想の下、中国と中南米諸国の協力は域外に広がっている。近年、中国はスペインやポルトガルなどの欧州諸国と共同で中南米市場を開発し、地元の人々に利益をもたらす多国間協力を拡大した。

中国社会科学院ラテンアメリカ研究所総合理論室の王鵬主任は、中国と中南米諸国の協力は、主にグローバル化の産物であり、それぞれの発展ニーズを満たし、高度な相互補完性を有すると指摘。共通の夢を追い求める過程で、中国と中南米諸国の協力は双方の人民に利益をもたらすのみならず、世界の安定と発展にもプラスの影響を与えるとしている。

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