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(新華国際時評)航空強国へと全力で突進

2016年 9月 2日10:49 提供:新華網日本語

新華網北京9月1日(新華社記者/楊駿)航空用エンジンは一国の総合的な科学技術水準、科学技術産業基盤の実力と総合的な国力を推し量る重要な指標になっている。中国航空エンジン集団有限公司の創設は、中国が航空大国から航空強国戦略へと突進するために全力を傾注しつつあることを象徴している。

航空用エンジンを製造できる企業は世界屈指で、GE・アビエーション、ロールス・ロイス、フィリップなどのリストに挙がる企業数は非常に限りがあり、エンジン製造の難度の高さをより顕著に示している。だが、航空用エンジンを真の意味で製造できる国は現時点で米国、英国、ロシア、フランス、中国などの数カ国だけだ。

中国は現在、航空用エンジン製造大国の行列に入ったが、戦闘機用エンジンは外国の先進国と依然として格差がある。民用エンジンも初期段階にあり、新たに設立された中国航空エンジン公司はまさにエンジンの設計、製造、試験、関係材料の研究開発などに集中的に取り組む必要がある。中国の航空機動力の研究開発と生産の万全な産業チェーンを形成し、我が国の航空用エンジンの全体水準を引き上げる。自主イノベーションに立脚し、中国の航空機動力の解決を図る。

航空用エンジンは国の重器であり、装備製造業の先端を行き、この分野で早急に壁を突破することは、中国経済及び国防の実力の増強、総合的な国力の向上に重大な意義がある。

(新華社より)