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インターネット強国建設の壮大な青写真を策定―業界関係者が 習近平総書記のインターネットセキュリティー・情報化工作座談会での重要談話を解読

2016年 4月 26日16:25 提供:新華網日本語

  新華網北京4月25日(新華社記者/羅宇凡、朱基釵、白国龍)25日、習近平総書記がインターネットセキュリティー・情報化工作座談会で発表した談話が放送された。この長さ11,000字余りの重みのある綱領的文献が、インターネットセキュリティー・情報化活動を昨今の交錯した複雑な国内外の情勢の下に置かせ、中国のインターネット事業の豊富な実践と組み合わせ、体系的に論述されている。我が国のインターネット情報事業の発展のために、前進の方向を明確に示し、インターネット強国の建設のために、思想的な依拠を提供する。

  戦略的位置付け--インターネット情報事業は詰まる所、中華民族の偉大なる復興を目指す中国の夢を実現するため

  1994年から中国が国際インターネットに正式にアクセスしてからわずか20年余りに、インターネット・情報化事業に画期的な変化が起こった。この歴史的な時期、このカギを握る節目に、習近平総書記がインターネットセキュリティー・情報化工作座談会を主宰して開催し、 重要談話を発表した意義は重大で、その影響は計り知れない。「我が国でこれほど高規格のインターネット分野の座談会が開催されたのは今回が初めてで、中国のインターネット重視の度合いを反映するだけでなく、中国のインターネットの発展理念が日々、成熟し、発展方向が日益しに明確化し、発展の青写真が日を追うごとに鮮明になることを表している。」アリババ(阿里巴巴)グループ董事局の馬雲主席はこう語る。

  「総書記の談話は一つの完全な戦略的枠組みで、中華民族の偉大なる復興の高みに立ち、インターネット情報事業の戦略的位置付けを明確化している。即ち、インターネット情報事業は詰まる所、中華民族の偉大なる復興を目指す中国の夢を実現するためだ。」復旦大学インターネット空間整備研究センターの沈逸副主任はこのように述べた。

  歴史的使命--インターネット情報事業は新しい発展理念の実践で一歩、先を行くべきだ

  

  習近平総書記は談話で次のように強調した。「新しい発展の理念に基づいて、我が国の経済社会の発展を推進することは、現在と今後のある時期における我が国の発展に向けた全体的な要求であり、大きな流れだ。」、「インターネット情報事業は新しい生産力と新しい発展方向を象徴し、新しい発展理念の実践において一歩、先を行くべきだ。」

  北京市委員会のインターネット情報サービス弁公室の佟力強主任は習近平総書記は次のように強調したと指摘した。イノベーション、協調、グリーン、開放、共有の発展理念に照らして、中国のインターネット情報事業の発展を推進することは、我が国のインターネット情報事業の発展に向けた前進の方向を明示し、インターネット情報事業が担う重大な歴史的使命を明確化する。また、情報化時代に中華民族が歴史的な機会を捉え、インターネット強国戦略を推進するために、はっきりとした輪郭を描いた。

  インターネット情報事業の独自の地位によって、新しい発展理念の実践におけるその優位性と使命が決定付けられた。知識を集結、技術を集結、イノベーションを集結させる一つの新興事業として、インターネット情報事業は新しい発展理念の先陣を切る兵士になり、実践者になることは当然と言える。

  6つの項目の要求--重要な関係を整理、核心的問題に反応し、インターネット情報事業の発展に向けて前進への道を明示

  

  インターネット情報事業の発展の推進は、人民により上手く幸福をもたらし、インターネットの世論を導き民意を反映する作用を発揮し、インターネットの良好な生態を形成する。また、早急にコア技術の壁を突破し、セキュリティーと発展の関係を正しく処置し、インターネット企業の発展を推進し、世界中の優秀な人材を呼び集めて、インターネット情報事業の発展のために有力な人的サポートを提供する。

  習近平総書記はインターネットセキュリティー・情報化工作座談会の重要談話で、6つの方面からインターネットセキュリティー・情報化に関する重大な見解を提示した。

  沈逸副主任は、習近平総書記が「インターネット情報事業の発展は、人民を中心とする発展思想を徹底する必要がある」について明確に提起し、インターネット情報事業が誰のためのものかという根本的な問題に対しはっきりと答えていると見ている。

  中国セキュリティソフト最大手、360の周鴻禕CEOは、次のように述べている。習近平総書記が演説の中でオリジナル技術の重要性を強調したことは、国がオリジナル技術を非常に重視しているのを十分に明らかにしている。このような重視はインターネットの情報技術における核心的競争力に対する正確な理解や把握に起因しており、我が国のインターネット情報サービス事業が直面する核心的なボトルネックへの正しい研究判断でもあり、インターネット情報サービス従事者やインターネット情報サービス企業に対して提起された期待と要請でもあるだろう。

  (新華社より)