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習主席のチェコ訪問は新段階における中欧関係のスタートの旅——中国駐EU使節団団長楊燕怡氏を特別取材

2016年 3月 28日11:54 提供:新華網日本語

  

  3月24日、ベルギーの首都ブリュッセルで、中国駐EU使節団団長の楊燕怡大使は新華社記者の独占インタビューに応じた。新華社記者葉平凡撮

  新華網ブリュッセル3月28日(記者/孫奕)中国の習近平国家主席が3月28日から30日にかけてチェコを公式訪問する。中国駐EU使節団団長の楊燕怡大使は22日、新華社記者の独占インタビューに応じた際、次のような見方を示した。今年は中国の「第13次五カ年」規画のスタートの年にあたり、中・欧関係が新たな10年へ踏み出すスタートの年でもある。この背景の下、習近平主席のチェコ訪問は、新時期及び新段階における中欧関係の巻頭の作品であり、スタートの旅だと言えるだろう。

  楊燕怡氏は、次のように語った。中国・チェコの関係はすでに、歴史上最も早く発展し、最も成果が多い新たな段階に入った。今回の訪問は中国・チェコの国交樹立67年以来初の中国の国家主席によるチェコへの公式訪問にあたり、中国・チェコの関係を新たにステップアップさせる見通しだ。中国側はチェコ側と相互尊重、平等互恵などの原則を基礎とした上で、上層部の交流や各階層の対話を強化し、二国間の政治的相互信頼を固め、それぞれの発展戦略の連結を強化して、潜在能力を掘り下げ、協力を拡大し、各分野における交流や協力を開拓し、両国の実務的協力によって両国人民により多く、より良く幸福をもたらせるよう願っている。

  楊燕怡氏は更に次のように語った。中国側はチェコが中東欧諸国と中国との協力促進に積極的に取り組んでいることに対して賞賛する。チェコは中・東欧地域の重要な国でEU加盟国であり、「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」沿線にある重要な国だ。中国側はEU内におけるチェコの独特な役割を重視しており、双方が締結した「一帯一路」建設の諒解覚書を契機として、チェコ側と中国-中・東欧諸国協力を共に推進し、アジア太平洋と欧州という2つの経済圏の「一帯一路」を共に繋げ、中・東欧協力の新たなチャンスを共に掘り起こし、発展のケーキを大きく作って、ユーラシア大陸市場の巨大な潜在力を奮い立たせられるよう望んでいる。

  (新華社より)