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総述:世界のメディアのリーダーがドーハに集まり、実務的協力を共に協議する

2016年 3月 22日11:53 提供:新華網日本語

  

  新華網ドーハ3月21日(記者/楊元勇王雪)発展に照準を定め、協力について共同で協議し、未来を展望する。20日、世界の約100の国と地域の約350人のメディアのリーダーとメディア界の代表者がカタールの首都ド-ハに集まり、メディアはデジタル時代に直面する共同の試練及び機会について深層から討論し、協力とウィンウィンを模索した。

    デジタル時代:メディアは共同の試練に直面する

  世界メディアサミットの執行議長、新華社の蔡名照社長は開幕式で趣旨を明確にし、次のように指摘した。「メディア機関の責任者として、我々はニュースメディアの生存環境に重大な変化が起きていることを切実に実感した。情報ネットワーク、特にモバイルインターネットは、人々が情報を取得するための最も主要なルートになっている。一部の従来型のニュース報道機関はインターネットの打撃を受けて苦境に陥っている。」

  「チャンスは試練よりも多い!」という蔡名照社長の発言は数百人の参加者から一致した賛同を得た。

    サミットメカニズム:メディア交流のハイエンドシステム

  世界メディアサミットは新華社、AP 通信社、BBC放送、イタルタス通信、共同通信、ニュースグループ、ロイター通信社、グーグル及びタイムワーナーグループが共同で企画し、2009年と2012年に2回の全体会議を開いた。サミットの加盟企業は16社に増加した。

  「半島メディアグループは今回のサミットの開催を非常に重視しているが、それは我々が発展経験を共有し、発展理念を模索するシステムが必要になるからだ。これは半島メディアグループが積極的に今回の会議の開催を申請した原因でもある。」半島メディアグループのモハメド・スワグ総裁は開幕前に新華社記者にこう語った。

     未来を共に協議する:交流と相互学習、実務的協力を展開

  世界のメディアの代表が一斉に注目する中で、蔡名照社長はメディアの未来に対し、3つの提案を行った。

  「第一に、公益の使命を引き受け、社会責任を実践する。」蔡名照社長は「メディアは社会責任を最も重要な任務とすべきであり、これは世界メディアサミットが終始、従ってきた理念だ。新華社は各国メディア機関との協力を強化し、世界の繁栄と進歩を推進するために、より大きな役割を発揮することを希望している。」と表明した。

  蔡名照社長は「第二に、イノベーションと発展を促進し、卓越を追求することを奨励する。」と言い、また、世界のメディア機関はニュース放送のイノベーションとモデル転換を積極的に模索し、従来型のメディアと新興メディアが融合した発展を大いに推進していると述べた。

  最後に、蔡名照社長は交流と相互学習を強化し、実務的協力を推進すべきだと提示し、「現在は世界が多極化し、経済のグローバル化が深く発展し、文化が多様化し、社会情報化が持続的に進んでおり、メディア間の交流協力を強化する重要性が日益しに顕著化している。我々は世界メディアサミットの枠組みにおいて、世界のメディアのイノベーション発展シンポジウムを適時に開催し、世界のメディアと共に経験の交流、相互学習、協力とウィンウィンを実現する。」 と語った。

  (新華社より)