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速評:朝鮮の水爆実験は非核化の目標に反して進んでいる

2016年 1月 7日12:55 提供:新華網日本語

  

  これは1月6日に日本の東京で撮影した関係ニュースを報じていた電子スクリーンだ。朝鮮のメディアの報道によると、朝鮮は6日に成功裏に水爆実験を行ったと発表した。新華社記者馬平撮

  新華網北京1月7日6日、朝鮮政府は、水爆実験を成功裏に実施したと発表した。

  朝鮮による水爆実験の実施は、朝鮮半島の非核化の実現という国際社会の目標に反して進んでいる。国連安全保障理事会はかつて何度も決議を可決しており、朝鮮の核実験実施を非難し、また制裁を行ってきた。

  2005年9月19日、6カ国協議が共同声明を発表し、朝鮮の核問題を包括的に解決し、朝鮮半島の非核化を実現するために方向を明示した。それから十年後の今日、共同声明は依然として現実的な指導の意義をもち続け、依然として朝鮮半島の核問題解決のベストソリューションであり、また相変わらず半島及び北東アジアの平和と安定を勝ち取るための正しい方向になっている。

  半島に混乱が生じることは、誰にとってもメリットはない。北東アジアの平和と安定の大局を乱すいかなる考えややり方も受け入れられず、また賢明なものとは言えない。

  朝鮮半島の非核化推進の任務の責任は重大で、北東アジアの平和と安定を維持する使命は、依然として任重くして道遠しだ。朝鮮半島は今に至るまでまだ軍事的対峙状態に あり、衝突と戦争の暗雲が未だ立ち込めている。朝鮮の水爆実験に対して、各当事者は自制の態度を保ち、矛盾の激化を避けるべきだ。朝鮮半島の非核化は関連の各当事者の根本的利益に一致し、当地域ひいては世界の平和と安定の維持に役立つので、関連の各当事者は対抗思考を捨て、対話で紛争を解決させる軌道にできるだけ早く戻るべきだ。

  (新華社より)