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新華社社説:小康の全面的完成を勝ち取る決定的な五年間——中国共産党第18期中央委員会第5回全体会議の開催を記念して執筆

2015年 10月 27日10:54 提供:新華網日本語

  時間は進歩の度合いを測る目安だ。急流で途切れることのない時代の潮流の中で、13億の中国人民が勤勉に労働する中で、「第12次五カ年計画」は円満に終止符が打たれようとしている。新しい歴史の起点に立ち、中国共産党第18期中央委員会第5回全体会議は新しい五カ年計画のために青写真を企画し、方略を制定して、きっと中国を新しい発展の境界に推し進めていくのだ。

  「第12次五カ年計画」期間は、我が国の発展における非凡な五年間だった。複雑に錯綜する国際環境、国内改革の発展と安定に向けた膨大で煩雑な任務を前に、我が党は全国の各民族の人民が粘り強く闘い、開拓と刷新に取り組み、党と国家事業の発展の新しい局面を奮起して切り開くように団結して指導してきた。「第13次五カ年計画」期間は我が国の民族の復興の過程における極めて重要な五年間だった。2020年までに小康社会を全面的に完成することは、我が党が確定した「2つの百年」奮闘目標の一つ目の百年奮闘目標だ。「第13次五カ年計画」は小康社会の全面的な完成における決定的な段階であり、ラストスパートの五年間であり、カギを握る五年間でもある。予定通りに小康社会の全面的完成するように保証すれば、二つ目の百年奮闘目標を実現し、中華民続の偉大なる復興の実現に向けて堅実な基盤を作ることができる。

  中国共産党第18期中央委員会第5回全体会議の開催にあたり、「第13次五カ年計画」を展望し、我々は百尺竿頭に一歩を進むという自信を抱くと同時に、川をさかのぼる船と同じで、進まなければ後退するという警戒心も持っている。情勢のめまぐるしい変化の中で最も必要とされることは戦略の定力だ。「第13次五カ年計画」を成功させ、小康を全面的に完成するために、我々は戦略の定力を維持し、継続的にエネルギーを集中させて自身のなすべき事を適切に行うことが求められる。改革開放37年の道のりは、我々に自身が発展すればするほど、妨げが小さくなり、チャンスが増えるという啓示を与えている。新しい情勢のもとで、各種のリスクと試練を避けて通ることはできず、逃避できない。先見の明を養い、歴史への忍耐力を維持し、論証的思考を樹立し、「大事に遭遇する度に平静になる」落ち着き、「浮き雲で目を遮られても恐れない」洞察力、「物事の変化は長期的な視点で見るべき」という気概を持ってはじめて、発展の重要任務をしっかりと捉え、発展の新しい境地を絶えず開拓できる。

  千年の歳月を超えた社会の理想から、激動の百年の奮闘の道のりまで、歴史のバトンが我々の世代の人々の手に渡って、全面的な小康への願いと夢を実現する決定的段階が始動し、勝ちに乗じて前進する時代のスローガンも発表された。我々は習近平同志を総書記とする党中央委員会の周囲で緊密に団結し、「4つの全面」戦略計画に照らして、中国共産党第18期中央委員会第5回全体会議の各項目の策定と計画を徹底して実行し、自信を強め、断固とした決意で前進し、堅実な気風で、小康社会の全面的な完成に向けて中国の夢を実現するために努力し、奮闘する。

  (新華網日本語)