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(新華国際時評)東西の「最良のパートナー」を共同で目指す

2015年 10月 23日10:24 提供:新華網日本語

  

  グリニッジ標準時間の20日、習近平国家主席は英国への国事訪問を全面的に展開し、中英関係は期待の高まる収穫期を迎えた。

  英国側が盛大かつ壮麗な歓迎式典を開催し、スケジュールを綿密かつ周到に手配したことは、中英関係が「黄金時代」を迎えたことを表す有力な証しだ。習近平主席は20日、英国議会で次のように表明した。英国訪問の初日に、活力に溢れた中英関係を実感し、両国人民の深い友情の絆を肌で体得することができた。習近平主席は新中国の成立後、両国関係が創出し、「第一番目」になった多数の項目を数え上げ、中英関係の発展の源泉は、両国人民の相互理解、支持、友誼によるものだと強調した。

  尊重。習主席の到着に伴い、英国は全世界の前で中国を尊敬し、重視する姿勢を示した。英国のキャメロン首相は「我々は中国の強力な盟友になることを望んでいる。なぜなら、中国経済は絶えず成長し、中国はまさに日増しに奮い立ち、世界の強国になっているからだ。」と断言した。英国女王エリザベス2世は、両国はいずれも国際システムの擁護者で、英中関係は真の意味でのグローバル・パートナーシップであり、両国が世界の安全と繁栄のために積極的に貢献することを期待していると強調した。

  熱望。ダウニング街10番地の英国の首相官邸において、次のような公告が発表された。習近平主席が英国訪問中に、両国が300億ポンドを超える協力協定に調印したことによって、今後は英国に約4,000件の雇用の機会が創設される見通しだ。世界的な貿易大国として、英国はアジアインフラ投資銀行に率先して加盟し、中国のインフラ建設投資を積極的に獲得し、人民元の国際化を促進する飛び板になるように努め、中国とウィンウィンの発展を実現したいという熱望を随所に表現する。

  自信。今年以降、中国経済の成長スピードがさらに緩慢になり、一部の西側世論は絶えず中国の株価が下落し、中国が衰退するとの見方を示している。この時期に、英国は西側の大国の中でアジアインフラ投資銀行に率先して加盟した件に続き、今後10年間に二国間関係の「黄金時代」を築くことを自発的に提案し、中国の「最良の西側パートナー」、「中国に最も開放した西側国家」になる意向を再三にわたって表明している。

  習近平主席は訪英前、ロイター通信社の取材を受けた際に、次のように指摘した。英国が中国に最も開放した西側国家になる意向を表明したことは、賢明な戦略的選択であり、英国自身の長期的な利益とも完全に一致する。英国の有力紙『デイリー・テレグラフ』も同様の論調で、「今は中国が潮流をリードしている。戦艦ではなく、赤絨毯を用意することが英国の永遠の利益と一致する。」と強調する記事を掲載した。

  (新華網日本語)