国連の潘基文事務総長は先日ニューヨークの国連本部で中国の記者の取材に応じた際、「私は習近平主席が国連を訪問して国連サミットに参加し、また第70回国連総会で一般討論演説をすることを熱烈に歓迎します。」と述べた。潘基文事務総長は、習主席の到来に対し期待でいっぱいだとの見解を示した。

　　「習主席は初めて中華人民共和国主席の身分で国連を訪問します。各国の指導者や他の参加者も皆習主席の風貌を自分の目で見たがっています」と潘事務総長は新華社など国連に常駐する多くの中国メディアの合同取材に応じた際、語った。

　　「この重要な歴史的な時期に、習主席は世界各国の指導者と国連で一堂に会し、貧困の解消や地球保全、すべての人々に尊厳ある生活を送らせるための持続可能なアジェンダについて共同で議論を行います。」と潘事務総長は強調した。

　　潘事務総長は、また次のような見解を示した。中国が国連安全保障理事会の常任理事国として、国際の平和と安全の維持の方面で重要な役割を発揮してきた。「私たちは中国が一貫して国連や他の加盟国と共に努力し、この重要な役割を発揮し続けられるよう望んでいます」。

　　中国の「一带一路（シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード）」の提案やアジアインフラ投資銀行（AIIB）建設の提唱に対し、潘事務総長は高く評価し、これらの努力が成功できることを心から祈っている。また国連は全力を尽くして中国政府と緊密に協力し、「一带一路」とAIIBの建設を実行させてゆくとの見解を示した。

　　（新華網日本語）