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天津大爆発で「神経ガス発生はあり得ない」

2015年 8月 20日8:03 提供:新華経済

 中国天津市の港湾部で12日に起きた爆発事故の現場で、「神経ガスが検出された」との報道について、中国·新華網は19日、「あの現場で神経ガスが発生することはありえない」と否定する専門家の話を伝えた。

 一部メディアが17日夜、「爆発現場で高濃度の神経ガスが検出された。現場にあった化学物質が神経ガスを発生させたとみられる」と報じた。

  これに対して現場で救援活動を指導する軍事医学科学院の王永安研究員は、「現場から見つかった化学物質から神経ガスが発生することはあり得ない」と指摘。 また取材現場で使われている検査機器の精度に疑問を呈し、メディアに対して、「化学物質に詳しい専門家の意見を聴き、誤解を招かないような報道をする必要がある」と注意を促した。