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天津爆発、日本専門家「日本ではフル装備の防護服が必須」

2015年 8月 18日8:17 提供:新華経済

天津爆発、日本専門家「日本ではフル装備の防護服が必須」

 17日付中国新聞網の報道によると、天津市の港湾部で12日に起きた大規模爆発事故で、死者は17日午前までに114人となった。この中には消防関係者39人、警察関係者5人が含まれる。このほかに消防関係者64人、警察関係者6人が行方不明となっている。

 この事故を受けて香港の衛星テレビ·鳳凰衛視の東京首席記者を務める李ミャオ(リ·ミャオ)氏は中国版ツイッター·微博で17日、「多くの若い消防士が犠牲になったことは非常に悲しい」とつぶやいた。

 李氏が日本の専門家に取材したところ、こうした事故では日本の場合、フル装備の防護服を着用しなければ火災現場に行くことができないという。李氏はまた、日本の消防士が地方公務員であり、賃金は一般の公務員よりも10%以上高いこと、また採用試験が厳しいこと、殉職率は0.005%以下で、2012年の殉職者は11人、13年には7人だったといったデータを紹介した。 李氏が発信したこの情報は中国人インターネット·ユーザーたちに注目され、コメントが続々と集まった。一部を拾ってみる。

 「反省して学ぶ必要あり」 「中国はまだ『全員、突進!』のレベルだし」 「中国は消防体制改革と消防士のプロ化が必須だな」 「この事故をきっかけに状況が改善されるといいんだけど……」 「日本のいい所に学ぶべきだ!って声がたくさん上がれば、祖国は必ず進歩する」 「中国人は自己犠牲の精神が強すぎる。職業化のレベルは日本と比べものにならない」 「差が大きすぎ」 「大震災で日本の救助能力は証明済み」 「フル装備の防護服は消防士の命よりも高い」 「ムダだ。高速鉄道事故でも爆発でも、がっかりしたよ」 「本当に悲しい」 「でも原発事故では日本の消防隊の対応、いまいちだったでしょ」