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外交部「新型コロナウイルス起源解明について米国はまず自国の研究所を調査すべき」

2021年 8月 24日18:38 提供:人民網日本語版

  

  外交部(外務省)の汪文斌報道官は23日の定例記者会見で、「米国は新型コロナウイルスは研究所から流出したものだと繰り返し主張しているが、実際には最も調査すべきは米国自身だ。中国は米国に対して、これ以上デマを飛ばして他国を中傷するのは止め、まず自国の研究所の状況を調査し、はっきりさせるよう忠告する」と述べた。

  最近、米ノースカロライナ大学生物学研究所と 「コロナウイルス・ハンター 」として知られる同校のバリック教授がメディアの注目を集め続けている。特に、バリック教授のコロナウイルス人工合成における高度な技術、ノースカロライナ大学生物学研究所が過去に起こした安全面での不祥事、そしてバリック教授とフォート・デトリックとの並々ならぬ協力関係が注目されている。これについて中国としてコメントは。

  米国はこのところ、中国・世界保健機関(WHO)合同調査報告書の「研究所からウイルスが流出した可能性は極めて低い」との結論を無視して、いわゆる「武漢ウイルス研究所からの流出説」を執拗に宣伝し、さらには情報機関を使って、いわゆる起源調査報告書をでっち上げることまで辞さずにいる。だが、中国のイメージを悪くしても、米国自身の汚名をそそぐことはできない。米国は新型コロナウイルスは研究所から流出したものだと繰り返し主張しているが、実際には最も調査すべきは米国自身だ。

  米国は組み換えウイルス研究を最も早く行った、最も高い能力を備える国であるとともに、世界のコロナウイルス研究の最大の資金提供国であり、実施国でもある。報道によると、バトリック教授は早くも1990年に組み換えコロナウイルスの研究を始めており、彼のチームは早い時期から極めて成熟したコロナウイルスの合成・改変能力を持っていた。バリック氏自身も昨年9月のイタリア国営テレビのインタビューで、「痕跡を残さずにウイルスを人工的に改変できる」と語った。実際、バリック氏のチームと彼の研究室を調査するだけで、コロナウイルスの研究が新型コロナウイルスを生み出したか否か、または生み出すことができるか否かをはっきりさせることができる。

  米国は、生物学研究所で過去に起こった安全面に関するインシデントが最も多い国でもある。2015年1月から2020年6月までの間に、ノースカロライナ大学は遺伝子組み換え微生物に関する安全面のインシデント28件を米国立衛生研究所(NIH)に報告したが、そのうち6件は重症急性呼吸器症候群(SARS)コロナウイルス、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス、新型コロナウイルスを含むコロナウイルスだったうえ、その多くが遺伝子を改変され、計8人の研究者が感染した可能性があった。2020年4月に新型コロナウイルスに感染したマウスに噛まれて14日間隔離された1人の研究者を除き、他のインシデントでウイルスに曝露されたスタッフは通常の仕事と生活をしていたうえ、インシデント報告では遺伝子編集の状況やインシデントの処理過程など重要な詳細が意図的に削除されていた。

  バリック氏は、ハイリスク・ウイルスやコロナウイルスの研究を行うフォート・デトリックの「米国陸軍感染症医学研究所」及び「統合研究施設」と密接な協力関係にある。これらの協力を通じて、バリック氏の豊富なコロナウイルス・リソースと改変技術はフォート・デトリックでも広範に用いられている。そしてフォート・デトリックの「米陸軍感染症医学研究所」は、2019年秋の新型コロナウイルス感染拡大前に安全面の重大インシデントを起こして、米疾病予防管理センター(CDC)に閉鎖を命令されていた。

  米国は武漢ウイルス研究所が新型コロナウイルスを流出させたことを証明しようと腐心しているが、すでにWHOの専門家が武漢ウイルス研究所を2度訪れ、ウイルスが武漢の研究所から流出した可能性は極めて低いと結論づけている。米国はいつになったらWHOの専門家をノースカロライナ大学生物学研究所やフォート・デトリックの「米陸軍感染症医学研究所」の調査に招くのか? 我々は米国に対して、これ以上デマを飛ばして他国を中傷するのは止め、まず自国の研究所の状況を調査し、はっきりさせるよう忠告する。(編集NA)

  「人民網日本語版」2021年8月24日