中国の習近平（しゅう・きんぺい）国家主席は１８日、イランのライシ大統領と電話会談した。

  習近平氏は次のように指摘した。中国とイランの国交樹立から５０年間、両国関係は国際情勢の変化による試練に耐え、両国人民の友情はますます揺るぎないものとなっている。中国はイランが対中関係を積極的に発展させていることを称賛する。イランと手を携えて努力し、両国の全面的戦略パートナーシップの安定した長期的発展を推進していきたい。

  習近平氏はまた、次のように強調した。国際・地域情勢がどのように変化しても、中国はイランとの友好関係を揺るぎなく発展させる。双方は潜在力を深く掘り起こし、「一帯一路」共同建設を積極的に進め、より多くの実務協力の成果を生み出さなければならない。中国はイラン核合意を巡る問題で、イランの合理的な訴えを支持する。地域問題におけるイランとの連携・協力を強化し、共通の利益を守り、地域の安全と安定を促していきたい。

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