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外交部 タリバン政権掌握に質疑応答

2021年 8月 16日22:17 提供:中国国際放送局

  16日午後、外交部の定例記者会見で、タリバンがアフガニスタンの首都カブールに入り、権力の掌握を求めていることについて質問が出され、華春瑩報道官が答えました。華報道官は「中国はアフガンの国家主権と国内の各派の願いを尊重しながら、タリバンと連携を保っており、アフガン問題の政治解決の促進に建設的な役割を果たしている」と述べました。また、王毅国務院兼外交部長が7月28日、天津でタリバン政治委員会の責任者バラダール氏の一行と会談したことを例に挙げたうえで、「中国はタリバンがアフガンの各党派、各民族と包摂的な政治構造を築き上げ、アフガンの持続的な平和実現に基礎を作ることを期待する」と述べました。

  また、華報道官はタリバンが数回にわたって、中国との関係発展、中国のアフガン再建参与への期待を示したことや、タリバンがいかなる勢力がアフガンの領土を利用して中国の利益を損なうことも許さないことを表明したことについて、歓迎の意を表しました。そのうえで、「長期にわたって、中国はアフガンの主権と領土の保全を尊重し、アフガンの内政不干渉を堅持している。今後、アフガンの平和と再建に積極的な役割を果たしていく方針だ」と示しました。(殷、CK)