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外交部、「台湾独立」勢力に誤ったシグナル送らぬよう米議会に促す

2021年 8月 12日17:35 提供:中国国際放送局

  外交部の華春瑩報道官は12日、米議会上院が、台湾の世界保健機関(WHO)への参画に関連する議案を採択したことについての記者の質問に答えました。

  記者からは、「米上院は8月6日、少数議員しか出席していない状況での『全会一致』で、『米国務長官に、台湾がWHOオブザーバーの地位を改めて取得するための戦略を策定するよう求める』とする議案を採択した。この議案は、台湾がWHO総会オブザーバーの地位を得るための方策を調整して説明するよう国務長官に求めている。中国はこれをどう評するのか」との質問がありました。

  華報道官は、「この議案は、『一つの中国』の原則と中米間の三つの共同声明の定めに著しく違反し、国際法と国際関係の基本準則に著しく背き、中国の内政に粗暴に干渉するものだ。中国は米上院の行為に強い不満と断固たる反対の意を表す。米国にはすでに厳重な抗議をした。国連総会とWHO総会の関連決議に基づけば、中国台湾地区のWHOの活動への参画は、『一つの中国』の原則によって取り扱わねばならない。われわれは米議会に対して、台湾問題が極めてデリケートであることを十分に認識し、『台湾独立』勢力にいかなる誤ったシグナルも送らないよう促す」と述べました。(玉華、鈴木)