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中国の報道官が駐リトアニア大使の召還を説明

2021年 8月 12日16:07 提供:中国国際放送局

  中国外交部の華春瑩報道官は11日、駐リトアニア中国大使の召還について、記者の質問に答えました。

  記者は、中国が駐リトアニア大使召還を宣言したことについてリトアニア外務省が「遺憾」の意を示し、さらに「一つの中国という原則に基づき、欧州連合(EU)の他の国や世界の多くの国と同様に、台湾との互恵関係を発展させる決意をした」と表明したことと、EUが中国の動きに遺憾の意を示し、台湾「代表処」の設立は一つの中国という原則に反していないと表明したことについて、外交部としてのコメントを求めました。

  華報道官は、「一つの中国の意味を歪曲してはならない。一つの中国の原則を堅持すると口先で言うだけで、実際には台湾当局と公的な往来を公然と行い、『台湾独立』勢力の支援すらすることを、中国人はけっして許さない」と述べました。

  華報道官はさらに、「中国はリトアニアと国交を樹立して以来、リトアニア側の主権、独立、領土の保全を一貫して尊重し、相手国の利益を損なう行為をしたことはない。一方で、リトアニア側は台湾当局が『台湾』の名義で『代表処』を設立することを認め、中国の主権と領土の保全を甚だしく損ない、一つの中国という原則に背いた。中国は正当で合理的な反応をする権利を持つ。我々はリトアニアに対して、国家の主権と領土の保全を維持する中国の決心と強い意志を誤判断せずに、一つの中国という原則を堅持する約束を着実に履行し、両国関係が安定して健全に発展するための良い環境を作り出すよう、改めて忠告する」と強調しました。(殷、鈴木)