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中日平和友好条約が締結43周年

2021年 8月 12日15:05 提供:中国国際放送局

  

  1978年8月12日 中日平和友好条約が締結

  

  当時の福田赳夫首相が鄧小平副総理一行の日本訪問を歓迎

  

  1978年10月23日 日本の首相官邸で開かれた中日平和友好条約批准書の交換式

  

  日本の新幹線を体験する鄧小平副総理

  1978年8月12日、中日平和友好条約が北京で締結されました。この条約の締結は、1972年9月の中日共同声明の発表と中日両国の国交正常化に続く、両国関係史上における新たな一里塚のような意義を持つ出来事です。慣例に従い、条約批准書の交換式は日本で行われることになり、当時の鄧小平副総理は日本に赴き、批准書の交換式に出席し、日本を公式訪問することを決めました。

  鄧小平副総理は1978年10月22日から29日にかけて、日本を公式訪問しました。この訪問は新中国成立後、中国の指導者が行った初の日本訪問です。10月23日午前、条約批准書の交換式は日本の首相官邸で行われました。あの日から、中日両国の友好交流は法律に保障されるようになりました。

  交換式の後、鄧副総理は日本経済と社会の発展状況を視察しました。わずか数日間で、鄧副総理は新日本製鉄、松下、日産自動車などの大手企業を見学し、東京都から京都市に向かう新幹線に乗りました。

  鄧副総理の日本訪問は中国共産党第11期中央委員会第3回全体会議(第11期三中全会)に先立って行われました。10月25日、鄧副総理は日本人記者の質問に応じ、「今後の発展において、中国は自分の力に頼るという自力更生の道を歩み続け、海外の経験を学ぶ。中国人民は数年の努力で工業・農業・国防・科学技術の現代化という四つの現代化目標を実現させる自信を持っている」と述べました。(殷、浅野)