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王毅国務委員兼外交部長、タリバン代表団と会談

2021年 7月 28日19:49 提供:中国国際放送局

  

  王毅国務委員兼外交部長は天津市内で28日、中国を訪問中のアフガニスタンのタリバン政治委員会の責任者であるバラダル氏一行と会談しました。

  王毅国務委員兼外交部長は「中国はアフガニスタンの最大の隣国であり、アフガニスタンの主権と独立、領土保全を常に尊重し、内政に干渉しないことを常に堅持し、アフガニスタンの全ての国民に向けた友好政策を常に実行している。アフガニスタンはアフガニスタン国民のものであり、アフガニスタンの前途と運命はアフガニスタン国民の手に握られるべきだ。米国と北大西洋条約機構(NATO)がアフガニスタンから慌ただしく撤退したことは事実上、米国の対アフガニスタン政策の失敗を示している。アフガニスタン国民は自国を安定させ発展させるための重要なチャンスを得た」と述べました。

  バラダル氏は、中国側の訪問受け入れに謝意を示した上で、「中国は一貫してアフガニスタン国民の信頼できる親友であり、中国がアフガニスタンの平和と和解のプロセスで発揮した公正で積極的な役割を賞賛する。タリバンは平和の獲得と実現に十分な誠意を持っている。各方面と共に、アフガニスタンにおいて幅広く寛容で、全ての人々に受け入れられる政治の枠組みを築き、人権と女性や児童の権益を保障することに力を尽くしたい。タリバンはいかなる勢力であれ、アフガニスタン領を利用して中国に危害を加えることを許さない。タリバンは、アフガニスタンは隣国や国際社会と友好関係を発展させるべきと考える。中国がアフガニスタンの平和再建プロセスにより多く参加し、今後の再建と経済発展においてより大きな役割を果たすことを希望する。タリバンは、適切な投資環境の構築に向けて、努力していく」と述べました。(RYU、鈴木)