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協力を求めながら中国の利益を損なう行いは通用しない=外交部

2021年 7月 26日20:32 提供:中国国際放送局

  26日に行われた中国と米国の天津会談の場で、米国は気候変動問題、イラン核問題、朝鮮の核問題などにおける中国からの協力と支持を求めました。これに対し、中国外交部の趙立堅報道官は同日の定例記者会見で、「事実上、中国側はこれらの問題について責任をもって建設的な役割を果たしてきた。ここで強調したいのは、協力のためには相互信頼という土台、互恵という前提、良好な二国間関係の醸成という必要条件があるということだ。米国側は協力に対する正しい見方を確立すべきである。一方で協力を求めながら、一方で中国の利益を損なうような行為は通用しない」と述べました。

  趙報道官は今回の会談について、「中国は中米関係における原則的立場を述べた。そのうえで、米国側に対し、極めて誤った考えや極めて危険な対中政策を変えるよう促した。また、新型コロナウイルスの発生源や、台湾、新疆、香港、南中国海などに関わる問題において米国が発した誤った言動に対し、再度強い不満の意を表明した。中国への内政干渉と、中国の利益を損なう行いをただちに停止するよう求めた」と表しました。

  その一方で、中米天津会談の総合評価については、「深く、率直に互いの立場への理解を深めるものとなった。次の段階の中米関係の健全な発展を目指すうえで有益な会談であった」と前向きに紹介しました。(張、謙)