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ウイルスのトレーサビリティーを政治的に利用する行為は失敗に終わる=外交部

2021年 7月 23日20:28 提供:中国国際放送局

  米国側の一部の人が新型コロナウイルス感染症を口実に中国を誹謗・中傷していることを受け、外交部の趙立堅報道官は23日の定例記者会見で、「これは常識を全く無視したものであり、科学に対する傲慢な態度だ。中国は断固として反対する。感染症を利用して汚名を着せ、トレーサビリティーを政治的に利用しようとする行為は、国際社会から強く反発され、断固たる反対を受けるだけであり、失敗に終わる」と述べました。

  報道によりますと、米ホワイトハウスの報道官は22日、世界保健機関(WHO)の第2段階のトレーサビリティー計画に関する質問に対し、「米国は中国に深く失望している」と述べました。

  これを受け、趙報道官は「中国の感染症との戦いは、歴史的な試練に耐え、人々に認められているものだ。米国自身の行為こそが、自国民を含む国際社会を深く失望させている」と反論しました。現在までに米国では3400万人以上が感染し、60万人以上が命を落としており、最近では、1日あたりの新規感染者数、入院者数、死亡者数などの指標がいずれもリバウンドしている状況です。それに加え、米国のマイノリティは、白人に比べて感染、入院、死亡のリスクが非常に高く、ワクチン接種率は非常に低く、医療資源は著しく不平等な状況です。この状況を踏まえ、趙報道官は「 『悪化-緩和-リバウンド』という泥沼に陥っている中で、米国内の一部の人は科学よりも政治的な利己主義を優先させている。これは極めて無責任であり、この国の人々や国際社会にとって恥ずべきことだ」と指摘しました。(ミン・イヒョウ、CK)