外交部の趙立堅報道官は22日北京で開かれた定例記者会見で、韓国人登山家キム・ホンビン（Kim Hong-bin）氏が19日、パキスタン側から中国との国境にあるカラコルム（Karakoram）山脈のブロードピーク（Broad Peak）の登頂に成功した後、下山中に中国側の崖で足を踏み外して滑落し、行方不明になりました。

  これを受けて、趙報道官は記者会見で、「中国は、韓国からの救助要請を受け直ちに捜査活動を始めた。現在、新疆ウィグル自治区政府は救助本部を設置し、救助プランを制定した。これまでは悪天候で捜査活動が展開できなかったが、22日に天気が回復したので、ヘリコプター2機、捜査隊員5名を動員し、装備と必要な物資を積み込んで、4600メールのベースキャンプに到着し、捜査活動を始めている。中国は引き続き人道主義的立場から捜査と救助に取り組んでいく」と話しました。（非、Yan）